E-PL1の動画機能で、紫外線映像を撮影してみました。後半は、Finalcut ProⅩの「バランスカラー」で自動色補正した映像になっています。
この自動補正、すごく優れているのか、(紫外線フィルターを通した割に)とっても自然な色合いになっています。
この日はフキノトウしか撮影していませんでしたが、ナノハナでテストしたらどんな絵になるのでしょう。
そして、この色補正は写真にも応用できるものでしょうか?
ちょっと意外な展開になってきました。
E-PL1の動画機能で、紫外線映像を撮影してみました。後半は、Finalcut ProⅩの「バランスカラー」で自動色補正した映像になっています。
この自動補正、すごく優れているのか、(紫外線フィルターを通した割に)とっても自然な色合いになっています。
この日はフキノトウしか撮影していませんでしたが、ナノハナでテストしたらどんな絵になるのでしょう。
そして、この色補正は写真にも応用できるものでしょうか?
ちょっと意外な展開になってきました。
あれやらなくちゃ、これもやらなくちゃ・・・色々あるのに保留したまま、Sさんに誘われるまま春の山に出かけてしまいました。今年は春の進みがかなり遅くなっているはずでしたが、意外なくらいに春の花はほとんど咲きそろっているし、谷閒にはスギタニルリシジミを数匹見ることができました。
手前に見えるピンクはもちろんカタクリの花。
スギタニはカタクリの蜜が大好物のようです。
花のへりにとまると、滑りやすい足場もなんのその、花の中心に向かってゆっくり歩いて行きました

Sさんには本当に感謝。
自分1人では、こんな素敵なシーンに出あうことはなかったでしょう。
そして、Sさんの予感は大当たり。
「いっつも、こんな時間このあたりで最初の1匹見るなやの」なんて言った直後に、ふわ〜っと1匹やってくるじゃないですか!ホントの証拠写真にしか撮れませんでしたが、今年はじめてみるギフチョウです。

これは昨日撮影したナノハナの紫外線写真(オリジナル)です。

毎度のことですが、赤かぶりがすごくて、せっかく写った紫外線パターンが見えにくくなっています。
ちなみに通常光での写真は次のとおり。花びらは全体に均一で、上のような模様はまるで見えません。

さて、最初の写真の肉眼で見えない模様ですが、ちょっと薄くてよく見えません。
グレースケール変換してモノクロ化してもこの通りです。

この画像のコントラスト調整をしたところで、期待したような画像にはなりません。
ところが、今日、海野さんとの電話の中で、Photoshopに他にモノクロ化のための「白黒」というメニューがあると教えてもらいました。この「白黒…」私は全く気がついていませんでした。これはかなり有効かも知れません。。。
ありがとうございます!
イメージ>色調補正>白黒… で画像はモノクロに表示されて、次のようなダイアログが表示されます。

この中でレッド系のスライダーを左にずらしていったところ、花の中央部の模様がどんどん濃くなっていきます。
さらにマゼンタ系を右にずらしていったら、全体が明るくなり、次のような画像が得られました。
これはすごいです!

これぞ紫外線写真という感じです。最初からこれくらいはっきりビジュアル化できればいいのですが・・・
先日むりやり編み出した、Labカラーでのaチャンネル除去処理の結果はこうです。

この感じも割と気に入っていますが、なぜこんな風に色がつくのか説明できません。
光と色についての知識が足りないなあ・・・とにかく自分は物理を勉強しなおさなければなりません。
それだけはハッキリしてますw
RGBという色空間はとても身近ですが、Labという色空間はほとんど意識したことがありません。
Lは色の明度、aはマゼンタ〜グリーン軸、bはイエロー〜ブルー軸という3つの要素から構成されるカラーモデルです。今まで利用したこともないのに何故?ではありますが、赤紫かぶりの画像に、なにか意味のある加工を加えたいと試していて、たまたま気まぐれにLabカラーに切り換えました。するとびっくり!
赤に関する要素を消してみたらどうかとaチャンネルを黒く(白でも同じ)塗りつぶしてみたら、なんと、
思いがけず黄色が出て、フクジュソウがこんなことになってしまいました。いや、見た目の色に近いわけですが、驚きました。

離れた所から撮った画像に当てはめてみると、

補色の関係になっているわけですから、素晴らしくよく目立ちます。
面白いとは思いましたが、なんとも危険な感じがします。
ここだけの遊びにしておいたほうが、いいのかも知れません。
紫外透過可視吸収、赤外カットのフィルターの組み合わせは様々作れますが、その効果は肉眼で確認できません。
ですから、写った画像を見るだけでは、どう判断して良いか分からない結果に、手持ちのフィルターが間違えているんじゃないかと迷いが出てきたりします。
しかし、この類の特殊フィルターについては、分光特性のデータが詳しく公開されています。これを利用すれば、複数枚フィルターを重ねたとき、どの波長はトータルで何%透過しているか、計算すればいいはず。さらに一般的な画像素子の分光特性のデータを得て(もちろんE-PL1の特性が違っている可能性もありますが)、果たして自分の紫外線カメラは、紫外線がどれだけ透過しているか、慣れない計算はExcelを利用して、ちょっとしたシミュレーション的なことをやってみました。
その結果は370〜400nm付近がピークでわずか5%ほどの透過。そして440nmからほぼ0%となり、660〜710nmに再び0.1%以下の透過があるという結果に至りました。候補となる他のフィルターでも試算してみましたが、どうも今の組み合わせが最も無難なようで、ちょっぴり安心できました。しかし!途中で、実はもう一つレンズの特性という重要な要素が抜けていることに気づきました!この試算結果、どれくらい頼っていいものか・・・
さて、撮影した画像は相変わらず、赤紫にかぶった画像です。

このままでは、紫外線の反射吸収がやっぱり分かりにくいです。
何か1つパターンを決めて処理すべきと、だんだん、そんな考えに傾いてきました。
私には、小諸での海野さんの助手時代に経験した、忘れられない紫外線映像のカラーがあります。
それを思い出しながら、今回は、Photoshopで「色相」をずらしてみました。

これもフキノトウ

キクザキイチゲ

オオイヌノフグリ。半開きです。

先日のヤナギの画像はこうなりました。

フクジュソウはかなり変です。

自分でも思いますが、大丈夫?といわれそうなレベルになってきました。
まだまだ迷走が続きそうです。