ZOOM H6, RODE NT5 Pair(OMNI, Jecklin Disk type Stereo)2015年2月4日 鶴岡市
住宅地に近い田んぼに群れるコハクチョウ。左手に工場があって、耳障りな物音が漏れてくる。こんな場所だが、コハクチョウには魅力的らしい。右手から別グループが飛んできて群れに加わる様子が聞き取れるだろう。
無指向性マイク2本を使っての集音に可能性を感じている。先日録音した波の音では、今まで感じたことのない太い低音に感激した。しかし、音がこもっているような、ウネっているような妙な感じがあって、ステレオ感に満足できなかった。2本のマイクを離しただけではダメとなれば、2本の間にセパレーターを入れればよいのか?・・・いよいよJecklinディスクを試す時がやってきたようだ。 JecklinもSchneiderも海外から取り寄せることはできるはずだが、Wikipediaの情報などを見ては自作できるんじゃないかとずっと思っていた。とりあえず近くのホームセンターで考えられる部材を集めてみた。吸音材には前から目をつけていたカーステレオ用の商品に決めた。必要な量を1日で集めることができたからだ。
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ZOOM H6 (MS Stereo) 2014年7月23日 鶴岡市
7月後半、夜の草地で聞かれるエゾツユムシの合唱。2つのメロディーを持ち、時々切り替えるので、まるで2種類の虫が鳴いているかのように聞こえる。
ZOOM H6, RODE NT5 Pair(ORTF Stereo) 1月25日 鶴岡市
大山下池での録音。白鳥たちの帰還に先回りして、寝ぐら近くの岸辺にマイクをセットして待機した。戻りのピークは17時半頃。真っ暗になってから帰ってくる群れが多かった。
もっとも近づいた時でも20mくらいで距離は離れている。ガンマイクやパラボラでなくとも、これほど集音能力があるとは意外だった。耳で聞くよりずっとクリアに聞こえる。
ZOOM H6, RODE NT5 Pair(ORTF Stereo) 1月25日 鶴岡市湯野浜
マイクは再び単一指向性に替えORTF方式に戻した。前回はぼんやりした波音だったが今回はいくらかマシに録れたと思う。波打ち際までは約20M。
ところで、今あらためて前回の波音を聞いてみると、そんなに悪くないと感じた。低域が太く力強くて耳に心地よい。これがA-B方式の、あるいは無指向性マイクのよさなのだろうか。ただし、左右に妙なうねりのようなものが感じられる。マイクのセットの仕方に問題があるのかもしれない。2Mはやっぱり離しすぎ?一方のORTF方式、音の定位感が明らかによい。波の砕ける感じが目に見えるようだ。他のステレオ方式より低域が失われがちというけれど、それほどでもないか。ちなみに前回も今回もハイパスフィルターは使っていない。