朝8時。
中国自動車道を下りて、伊丹市昆虫館に向かう途中で録音しました。
バイノーラルマイクをつけ左右の窓を開けて運転しながらの録音です。
クマゼミの合唱が時折通り過ぎる様子を録ろうとしていますが、
期待したほど面白くはなりませんでした。
道の選択が悪かったですかね。。。
0803kumazemi_car.m4a
バイノーラルマイク使用
2009年8月3日 兵庫県伊丹市にて
朝8時。
中国自動車道を下りて、伊丹市昆虫館に向かう途中で録音しました。
バイノーラルマイクをつけ左右の窓を開けて運転しながらの録音です。
クマゼミの合唱が時折通り過ぎる様子を録ろうとしていますが、
期待したほど面白くはなりませんでした。
道の選択が悪かったですかね。。。
0803kumazemi_car.m4a
バイノーラルマイク使用
2009年8月3日 兵庫県伊丹市にて
ウミコオロギ(ナギサスズ)は鳴かないので、声をたよりに探すわけにはいかない。でも、丸い石がごろごろしているような海岸にすむと何かに書いてあった。その情報を頼りに、庄内の海岸を探してみた。
すると昨年から何度も通った場所がまさにそうだったことに今さら気づく。漂流物をどけて探しはじめると、すぐにそれらしい姿が目に飛び込んできた。
拍子抜けするほど簡単に見つかったが、それからが一苦労だった。
丸い石の層はかなり深く、石をどけても更に下に隠れてしまう。延々その繰り返しなのだ。。。
10分ほどかけてようやく雌雄満足のいくカットが撮れた。
しかし、これは成虫なんだろうか。
親になっても翅をもたないので、はっきりわからない。
体型のバランスを見ると、たぶん成虫なのだろう。
ようやくこの耳でクマゼミの声を聞き、この目で姿を見ることができた。いつか見られると思ってばかりで自分から動かなかったのはいけなかった。ずいぶん時間がかかってしまったが、これでようやくホッとできた。
急に思い立って鶴岡から車を走らせ伊丹まで。
2日の朝に出て、途中、能生のヒメハルゼミの声を聞き、伊丹に入ったのは3日の朝。1日かかってしまった。
ずっと天気が悪い中走ってきたが、伊丹は真夏の日差しでクマゼミの大合唱が迎えてくれた。
伊丹に行ったのは、伊丹市昆虫館の学芸員、奥山さんに前から予告していたからだった。(でも、当日朝になって突然電話してしまったりして本当に申し訳ありませんでした。。。)
昆虫館のある昆陽池公園は、確かにクマゼミの声で一杯だった。

雄のクマゼミ。右は鳴いている姿。翅をやや開いて、お腹を激しく動かしている。

センダンだろうか?
クマゼミが大量に集まっている木があった。

話に聞く通り、クマゼミは午前中メインで鳴いていた。
午後も鳴いているものはいたが少数。
午後といえば、君らいたのかという感じにアブラゼミとニイニイゼミが鳴き争っていた。
滋賀のサービスエリアにて見たこともないウンカに出会った。
クチナシの葉にいた緑色の小さなウンカ。拡大撮影したらとっても魅力的な虫と気づいた。
ミドリグンバイウンカ。名前を見るのも初めてだ。右は幼虫。

こんな光沢のある葉にダイレクトにライトを当ててはNGだった。。。

同じSAにて、イタドリの葉に群れていたのはアオドウガネか。
小諸でも山形でも見たことのない甲虫だ。

見た瞬間に、いつものオオニジュウヤホシと違うように思った。
ニジュウヤホシテントウも山形では見られない甲虫である。

西日本に行った経験は片手で数えるほどしかない。しかも夏は初めてだ。
ちょっと車をとめて見てまわると、私には見知らぬ連中が色々いて驚かされる。
今回、滞在時間が極端に短かかったのはやっぱり残念だった。