やわらかい日差しの暖かい一日。 春の植物たちも、ひときわ輝いて見えた。
イワウチワ
山道の途中にテリトリーをはるギフチョウ ここでは、次々に別の雄が現れて、占有行動を行っていた。 同行した永幡さんのブログにも詳しく書かれている。
柿の木畑のすぐ上に、立派なブナの林。 かつてこの柿の木畑にもブナが広がっていたんだろう。 他の木々に先んじて、新緑をひろげている。
キクザキイチゲとフキノトウ フキノトウは庄内弁でばんけ。 山沿いの雪解けのあとにびっしり生えている。
先日、飛島に行った際にギョウジャニンニクと間違いそうになったのは、 シュロソウだった。 今日、同行してくださった、鶴岡の柴田さんより教えていただいた。 ギョウジャニンニクは、ニンニクの匂いがするので、わかりやすいとのこと。
ついでに何で、シュロソウというかと名前の由来まで。 根本をちょっと掘ると・・・ E-520 マクロ50mm+1.4×テレコン
なるほど。。。確かにシュロソウだ! よくわかりました。
一瞬、ミヤマセセリかと思ったら、ニホンセセリモドキというガであった。ミヤマセセリは庄内では非常に少ない。私はまだ見ていない。
地面で日光浴する姿も見られるが、雄はちょっと高いところにとまって、ヘアペンシルを出す。雌を惹きつける匂いを、より遠くに流そうというのだろう。 E-520 シグマ150mm
山の頂にて、ケヤキの幹に日光浴中のけハチモドキハナアブケブカハチモドキハナアブ※がいた。 一匹だけでなく、交尾中のものまでいた。 残念ながら逃げられてしまったのだが。
※宮崎の昆虫写真家 新開孝さんより情報をいただきました。 ありがとうございました!
言うまでもないと思うけど、このアブは、ハチに姿を似せている。 たまに下のように翅を閉じることがあるけど、ほとんどは上のように開いている。 こうした方が、よりハチっぽくなるということをちゃんと知っているようだ。
E-520 マクロ50mm+1.4×テレコン
アカネスミレ。 葉は光沢がなく、一見して他のスミレと違った印象を受ける。 スミレのなかまがだいぶ目立ってきた。 右下の写真にうつっているのは、ナガハシスミレとタチツボスミレ。
カタクリはどこに行っても多い。 それでも、シロバナはまず滅多に見ることがなく珍しい。 もう少しで開花しそうで残念だったが、待っている余裕もなかった。
小諸では普通に見られたアズマイチゲ。 庄内もないわけではないが、とても数が少ない。 E-520 9-18mm マクロ50mm+1.4×テレコン