Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • 秋のチョウたち

    なかなかいい場所を見つけました。
    ミゾソバやアザミのなかまがたくさん咲いていて、たくさんのチョウが吸蜜に来ていました。

    テングチョウにスジボソヤマキチョウ
     

    アカタテハ、キタテハ
     

    キチョウもこの時期たくさん見られます。

    かなりの数が越冬に入ると思いますが、春に見られるのはごくわずかです。
    越冬中に相当数が命を落とすということでしょう。

  • シータテハ

    急にカキの実が熟してきました。
    先週まではちょっと色づいたくらいだったのですが、朝晩冷え込んできたのが効いているんでしょうか。

    熟して破れたところで一匹のシータテハが汁を吸っていました。

    後翅裏にアルファベット「C」の模様があってシータテハなのですが、
    この一匹はC模様がはっきりしないヤツでした。

    キタテハにもC模様があって両種は間違われることが多いようです。
    見慣れると表の模様で一目でわかるのですが、後翅の突起を比較するとより区別しやすいです。
    シータテハは一ヶ所大きく尖っている部分がありますが、キタテハはわずかに尖っている程度です。

  • オオアオイトトンボ

    水辺の虫さがしにまわっていると、いたるところこのイトトンボが群れております。

    いよいよ秋が深まってきたのを感じます。

  • HD高速度映像 甲虫編

    7月末の一週間、幸運にも高速度HDカメラを使うことができました。>>>
    オオシオカラトンボに続いて、甲虫の飛び立ちのサンプル映像です。
    フォトロン社製 FASTCAM SA1.1 最大解像度1024×1024ピクセルで最大秒5400コマまで撮影が可能です。

    今日まで、さらに高解像度撮影が可能なSA2を試用中です。

  • 赤いソバの花畑で

    数日ぶりによく晴れて、SA2を車に積み込み、予定していた場所を色々回ってみました。
    しかし、全てがNG。アキアカネの産卵すら撮れないとはショックです。

    そして、またカメラの届かないところに赤い花のソバ畑がひろがっていました。
    そこには、アカタテハやキタテハが群れています。しかし、機材が重いだけに大胆な動きができません。
    私1人で無理をやってはカメラの事故をおこしてしまいそうです。
    ここは諦めて、ちょっとだけ写真のみを撮影。

    小諸では少なかったアカタテハ。でも庄内に来てからはかなり頻繁に見ます。

    後になってこんな画像を見ていると、やっぱり無理でも高速度カメラを引っ張り回すべきだったかとも思います。
    でも、そこは現場では無理と判断した自分を信じるとしましょう。。。

    キタテハは実に多く、それこそイヤというほどおりました。

    しかしモンキチョウやモンシロチョウ、ヒョウモンは少なめでした。
    好みの違いでしょうか。