ポーチュラカの花壇にて。高速度カメラChronos2.1でヒメアカタテハが花から花へ短く飛ぶ様子を狙いました。向かい風を受けて空中を漂うような飛翔です。
【 Chronos 2.1 】スローモーションの世界
朝からよく晴れました。田んぼの近くで車を走らせていていると、たくさんのアキアカネが単独またはお繋がり状態で同じ方向に移動していきます。山から一気に降りてきたようです。
をを稲刈り後の田んぼには産卵するペアが多数。産卵の様子を高速度カメラChronos2.1で撮影しました。撮影1000fps再生60fpsで約17倍のウルトラスロー動画です。
毎年よく撮影できるポイントがあります。今年も一度だけ撮影のチャンスがありました。
いつもの高速度カメラChronos2.1で撮影。1時間ほど頑張りましたが、本体メモリーからSSDへの書き込みに5分以上かかるので、また今日もわずかしか撮影できませんでした。といっても、卵が離れた瞬間がよく見える絵がまた少し増えたので、大満足。
庭に刈った草を積んでいると近所の野良猫がよく糞をします。臭いんで嫌なんですが、今日は糞の近くにじっと動かないオオカマキリ一匹を見つけました。もしやと思った想像の通り、彼女は糞に集まってきたハエを狙っていました。ハンティングに集中するカマキリなんて、野外では滅多に見られません。これはすごい絵が撮れる!と期待して高速度カメラChronos2.1で撮影の準備にかかりました。ところが・・・
超スロー動画で見えてきたのは、空中を舞うハエの速度にはまるで追いつけない、鈍いカマキリの姿でした。以前、オトコエシで見たのと同じです。チョウもつかまえる事ができないのですから、ハエなんてもっと無理。なんだか哀れに思えてきますが、不器用なりに諦めず狩りを続ける様子は感動的でした。
かつて新潟松之山に長期出張した際に見つけたクルマバッタのポイントに、高速度カメラChronos2.1を持ち込みました。近場の山形県内で撮影したいのですが、クルマバッタ、いつまで経っても見つかりません。今年中に撮っておきたいと思いたって、車で片道4時間かかりますが、松之山に出かけてきました。
現地について数歩踏み出したところで、すぐに数匹飛び立ってくれました。まずは無事にいてくれて一安心。以前より草がのびて、ちょっと居心地悪そうな場所になっていました。
クルマバッタモドキと違うのは飛んでいる時に模様がよく見えること。模様がはっきりしている事もありますが、スロー動画を見るとジャンプ、羽ばたきのあと後翅を開いて滑空するのが分かります。これが模様がよく見える秘密でしょう。ピンボケなのがちょっと残念ですが、遠出して良かったと思える絵が撮れました。