Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カヤキリの分布拡大

ヨシにのぼって鳴く雄。鶴岡市小岩川

鶴岡市小岩川で鳴いているところと顔を撮影して、そのまま海岸を北上、カヤキリの声を探しました。カヤキリの生息地は、ススキやヨシなど高いイネ科植物のある場所に限られます。

国道7号沿いでは、以前、最後に確認した小波渡を越えて、今年は三瀬・由良付近まで、声を確認。
その後、由良から海沿いの道を走ったところ、由良、油戸、そしてクラゲの水族館で有名な加茂にも、カヤキリの声を確認することができました。
確実に分布が拡がっています。この勢いでは、もう10年もしないうちに酒田にも拡大しそう・・・すでにどこかで鳴いているかも知れません。

湯野浜では聞くことができず、そこで終了としました。
さらにもう一ヶ所、謎の飛び地、大山川の面野山付近の声を今年も確認しました。

褐色型の雄。小岩川にて


“カヤキリの分布拡大” への2件のフィードバック
  1. salt仙台

    あのデカい声の虫が東北地方に侵入したかと思うと感慨深い。クツワムシはどうだろう?ひと昔前、栃木県もうかしにいるという情報があったが。確かに弱く元々移動性も弱く、元々限定的な生息だったから無理か?ならば、マツムシはどうだろう。

  2. 高嶋 清明

    日本海側の情報だけですみません。クツワムシは新潟県内にごく一部確認していますが、現在どうなのか、近く確認に行きたいと思っています。マツムシは村上市の瀬波温泉まで、海岸線にずっと声が聞こえています。マツムシは山形にも入ってきて欲しいですが、もう17年間変わりないですね。

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