水面で争う2匹のミズスマシ。スローで撮影してみると、なんとオレンジ色の前脚(?)をふりあげ威嚇するような行動が写っていました。
しばらく撮影していましたが、脚を上げる行動は必ず見られるわけではありませんでした。そもそも争っているのかどうかも不明です。水面すれすれに飛ぶ双翅目の昆虫もなんだかよくわかりません・・・もしかしてブユ?
FS700のスロー映像はそのままでは音なしです。以前は別に収録した音をアテレコしていましたが、SHOGUN INFERNOを使って同録できるようになりました。第一弾はナキイナゴです。
FS700の2KRAW240fpsをSHOGUN INFERNOで収録。音声はSHOGUN INFERNOへのアナログ入力による同録です。
ZOOM H6, RODE NT5 (Omni Stereo) 2016年7月17日 西日本某所
昨年の今頃は先日放映されたある番組の取材で西日本にいました。たぶん生涯はじめて聞くヌマガエルの合唱が印象深く、取材の手伝いを終えたその晩に録音して帰路につきました。
イタドリの葉上でもつれ合う小さな甲虫。体長4mmほどの小さなカシルリオトシブミの雄同士が闘っていました。長く湾曲した前脚で組み合って、まるで相撲です。両者互角の対決は延々続くかと思われましたが、突然、1匹が離れていきます。負けを認めたというより「飽きた」ように見えました。
アップ目の映像はEXテレコンに有利な事もあってVFR60fps/120fps(50%スロー)で撮影しましたが、再生してみるとスローよりノーマルスピードの方がコミカルで面白く、編集上で調整しました。
ビーっと鳴いているのはケラ。キンキンと高い音をたくさん響かせているのがキンヒバリです。夜の22時ですが、まだオオヨシキリが鳴いていました。ZOOM H6, RODE NT5 (Omni Stereo) 2017年7月1日 鶴岡市にて
去年、はじめて庄内でキンヒバリの鳴き声を聞いたと書きました。でも、それはただの認識不足だったようです。今年ひさしぶりに6月の鶴岡を見てまわると、キンヒバリの鳴き声は決して少なくないことがわかりました。去年一昨年と二年連続で6月は鶴岡から離れていました。その前の年2014年も、鳴く虫に耳を傾ける余裕がなかったです。そしてキンヒバリを意識しだしたのは、2015年の春を房総半島で過ごしてからのこと・・・
キンヒバリは、鶴岡市民に人気のハイキングコースである、高館山の麓にある下池(ここはラムサール条約登録の湿地でもあります)の湿地にも多く、特に鶴岡市自然学習交流館「ほとりあ」周辺で賑やかに鳴き声が響いています。