中学生の頃に、タマネギの鱗片の薄皮をはいでプレパラートを作って酢酸カーミンで染色して細胞の核の観察・・・って確かやったと思いますが、よく憶えていません。いつものように顕微鏡対物レンズを使って撮影してみると・・・
鱗片の裏側ではなく表側を見てみました。細胞の一つ一つがはっきり分かりますが、核は流石に見えません。緑色な部分を拡大していますが、さらに拡大すると葉緑体が見えてくるでしょうか。
抜け殻をアップで撮影しようと思うと、結構汚れがひどくて、途中で「や〜めた」となってしまいます。半年も経ってしまった今となっては尚更です。最近はじめた洗浄はタンパク質汚れに特に効くらしいのですが、セミの抜け殻がすこぶる綺麗になりました。
E-M5Ⅱとマクロ60mmで等倍からのフォーカススタック。ステップは一番細かい「1」で撮影してみました。
気がつくと抜け殻の所々に水が残っているようです。まあ気にせずOKなレベルでしょう。
実は越冬中のキノカワガを庄内で初めて見ました。それもなんと自宅の庭のカキの木。
▲横にのびた枝の下側です。雪のある土地での越冬ポイントはこうなのだと、まさに納得な場所です。ここなら雪が降ろうと雨になろうと大丈夫そう。西から吹く強い風もうまく避けています。
▲雪どけ水の通り道は黒く濡れていますが、キノカワガのとまっているあたりは乾いています。ちゃんと濡れない場所を選んでいるんです。
たぶん洗っていいものとダメなものがあると思います。 想像通りですがチョウの翅はNGでした。 ハンミョウの翅はOKです。 ▲ホコリまみれになっていたハンミョウの翅ですが白い部分は割と綺麗でした。洗浄後はほぼ完全復活です。ただし、翅から生えた毛は寝たままで立ち上がりません。38mmマクロを使用、70枚から深度合成 (さらに…)
タマムシやハンミョウの翅のアップを、それこそバカみたいに撮っておりますが、それはやっぱり満足できていないからです。もっと綺麗に写っていいはずなのに、何故かうまくいかない。これはきっとレンズの組み合わせが悪いんだろうとか、ライティングに問題があるんだとか、その都度理由付けしております。
そしてまた撮りました!今回の改良点は標本の虫の洗浄ですが、これはいいかも・・・