MP3圧縮について調べてみた。確か人の可聴域を超えた周波数帯域をカットすることでデータを小さくしていると記憶している(それ以外にもデータ量を縮小する何か別な技術が使われているはず)。実際に音が削られたりしているのか、音声ソフトを使えば、自分でも確認できるはず。ポッドキャストにもアップしているウスイロササキリの鳴き声を使って、レートを変えてMP3圧縮しスペクトログラムで比較してみた。使ったソフトはAudacity
周波数の高い方は、本当に見事なまでにスパッと切りとられている。ビットレート64kbpsでは11kHz付近でローパスフィルターがかかっているらしい。高い音がかなりの部分なくなり音が壊れてしまっている・・・でも、96kbpsでも15kHz付近でローパスがかかっている程度。カセットテープなみといったところか。全くダメなわけでもないようだ。
▲MP3圧縮 64kbps 48kHz (さらに…)
▲草地に多いウスイロササキリ。鳴き声は高くチーンと鋭く響く。
ウスイロササキリの鳴き声をPodcastにアップした。 (さらに…)
ようやくまともにホシササキリを見た。図鑑で草地に普通などと見るたびに、自分の場合は当てはまらないのが不思議だったが、その理由もなんとなくわかった。
▲草陰に潜む雄。残念ながら鳴いている姿も鳴き声も未確認。季節がもう遅いからだろうか? (さらに…)
ショウリョウバッタでもないオンブバッタでもない、このバッタはショウリョウバッタモドキ。 ▲草に体を密着させて見事に姿を隠す。後脚を体にぴったり密着させるのが特徴。 (さらに…)
コバネササキリの鳴き声は私の耳には聞こえにくい。はじめて気がついたのは二年前に秋田の高原でのこと。足下からたくさんササキリが飛び出すのに鳴き声が聞こえないと思ったら、よく見ると、翅を細かく震わせていて驚いた。自分の耳に聞こえない高い音で鳴いているのではと、ショックだった。うんと耳をすませるとかすかにカサカサが聞こえてくる。調べてすぐコバネササキリとわかった。 その虫が、どうも近所にもいるらしいと気がついたのは昨年の晩秋。雄が細々と生き残っているのを見たのだが、ようやく確認してきた。
▲コバネササキリの雄。名前の通り、翅が短い (さらに…)