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ヒトスジシマカの空中交尾
ヒトスジシマカが一回の交尾に費やす時間は1分ほどでヒジョーに短い。空中で雌雄が出あい、空中を飛びながら交尾、そして多くはそのまま空中で分かれる。
センサーを使って高速ストロボでバッチリとめたいところだが、これが意外に苦戦する。交尾時間が短いがために、センサーつきのカメラを振りまわす余裕をくれないのだ。いっそのことセンサーなしに狙った方が上手く行く・・・悪戦苦闘の末の私の結論だ。ただし、OM-Dのようなビデオ像のファインダーでは、かなり困難、というより無理。ノーファインダー撮影は別として、飛んでいる虫をファインダーを覗いて撮影する場合は、空中像のファインダーが断然有利だ。
▲雄と雌は互いに向き合った姿勢でつながっている。上が雌で下が雄何枚撮ってもこう写る。
どうやら飛んでいるのは雌だけのようだ。高速度カメラで撮影したら、雄も羽ばたいていることがわかりました。 -
ヒトスジシマカ雌の飛翔
自分の手によってくる雌を、センサーに誘導して撮影を試みるも、結構難儀した。
雌の飛行機道は読みにくい。
▲カの形は最高だが、位置が残念。手の下を飛んでいては、血を吸いに来たという感じがでない。
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