いったい、いつからこの状態を続けているのだろう・・・
▲少なくとも私が見ていた40分間は、ほとんど同じ空間でホバリングしながら交尾していました。一度も何かにとまって休むことはありませんでした。
▲羽ばたいているのは雄だけ。今日、あらためて気づきましたが、前脚はお互い絡め合うようにしています。なんとも可愛らしく思えました。
昨年10月に買った23インチ液晶モニタにずっと悩まされてきました。そして今日、ついに手放す決心をしました。
そのモニター、どうも私のMacProとの相性が悪いらしく、頻繁にひどいフリッカー(ちらつき)が発生し、細かくかつ強烈な点滅状態に陥ってしまいます。最初は気のせいかと思うかすかなものですが、次第にひどくなり (さらに…)
先日のゲンジボタルの蛹は無事に成虫に羽化しました。その様子はGH2でビデオ撮影。
そして今晩は一番最後に蛹化した蛹で、光る蛹に再挑戦です。
実はこの全身が光るような状態は、肉眼ではかすかにしか見えないものです。私は30秒の長時間露光で初めて気がつきました。もちろん光源は腹端の発光器で、そこから全身を照らしているわけです。
こうした様子は以前にもどなたかの画像で見たことがありました。綺麗だと思いましたが、同じように撮影してはただのマネになってしまいそうです。しかし、自分の眼で見てしまったら、もうそんな気持ちもどっかにすっ飛んでしまいました。ネットで画像検索すると、よく存じております方の見事な画像もヒットしてきて、こうなると自分も可能な限りのものを作らなければなりません!
▲汚れが取れなかったのが残念ですが、まずまず満足のいく写真になりました。
だまし絵(トリックアート)を前に記念写真を撮るとき、単純にストロボ一灯でパチリとやるのがいいそうです。
このムラサキシャチホコについても同様です。肉眼で見るより、ストロボを使って写真に撮った方が、より立体感が増します。この時、影の出る方向について、ちょっと注意が必要です。
▲真下に綺麗に影がでるように照明すると、だまし絵の影はよりいっそうリアルに見えてきます。
ちなみにこれは静止状態。胸から翅にかけてつなぎ目のない模様が、実に見事です。
▲そっと触ってみたら、翅をばたつかせ始めました。その様子をやはりストロボで撮影するとこうです。枯れ葉のカールは何だか妙な形になりましたが、まだだまし絵の効果は感じられます。影の方向に無理がないからでしょう。
▲ところが、こんなふうに影の出る方向が変わると、どうでしょう?
ひいき目に見ても、私にはもう、枯れ葉がカールした感じは見えません。
さて、ここでまた思うのですが、ムラサキシャチホコの見事なだまし絵は、本当に偶然に生まれたものなのでしょうか。ムラサキシャチホコの遺伝子が、だまし絵に拘ったと考えるのは間違いなんでしょうか。そして、もしそれが間違いでなかったとして、自分を遠目から客観視しないでこれだけ見事な立体感を作れるものでしょうか?考えるのが面倒になると、こいつはやっぱり神さまの悪戯に違いないとしてしまいたくなります。
ちょうどホタルの羽化の撮影待ちに入っているころ、Aさんからいつもの場所で撮影したというオオトモエシロスジトモエにムラサキシャチホコというナントも美味しそうなガの画像が送られてきました。出かけたくとも身動きが取れない身ゆえ、じっと耐えましたが、無事撮影が成功した翌日は迷わず現地に直行。期待以上の集まり具合に大喜びしたのでした。
▲ホソバスズメ、オオトモエシロスジトモエ、そしておなじみのユウマダラエダシャク
▲このガは、その名もずばり、オオクワゴモドキ。見た瞬間、何だこのクワゴは!?と思ってしまいました。こんなガがいるとは知らなかった・・・
▲これもオオクワゴモドキ。触角を比べると、上が雄で下が雌と思われます。ちなみにカイコガ科ではありますが、幼虫はカエデを食べるとのこと。
▲とまった直後は種類がわからなかったスズメガですが・・・
▲落ち着くととまり方が微妙に変化、よく知っているガであることに気づきました。何だエゾスズメだったか・・・