赤川の河川敷もいつのまにかオオヨシキリの声につつまれておりました。
そんなに小さな鳥ではないと思いますが、オオイタドリにとまれるとは。軽いんだねえ・・・
軽く撮影して離れるつもりだったのですが、動画もついでにと欲張ったところで、一日の計画が狂ってきました。
赤川の河川敷もいつのまにかオオヨシキリの声につつまれておりました。
そんなに小さな鳥ではないと思いますが、オオイタドリにとまれるとは。軽いんだねえ・・・
軽く撮影して離れるつもりだったのですが、動画もついでにと欲張ったところで、一日の計画が狂ってきました。
低感度リバーサルフィルムからスタートした私の昆虫写真。
そのきっかけを作ってくれたのは、海野さんの「チョウの世界」でした。
「KR」というので撮ればプロと同じ品質のものが撮れるんだと、中1の私はえらく興奮しました。
中学〜大学までKR基本で続けて、はじめて海野さんにあったところ、今はベルビアだよと言われ、それからはFujiばっかりになりましたが、なかなか感度64基本からは離れられませんでした。
途中何度も高感度は試しました。ED、KPL、RHP・・・その都度がっかりさせられて、なんでKRを入れておかなかったのかと悔やんだものです。こんなふうに、私の高感度アレルギー体質は作られました。
今日はオドリバエの一種を、感度3200で撮ってみました。
確かに荒いですが、昔の高感度フィルムを思い出してみましょう、感度3200ですよ!
フィルムだったら、ピントが合っているかどうかもわからないくらい、大きな粒子の中に像が埋もれていたはずの3200です。
部分アップ__その1
部分アップ__その2
オドリバエがいるような薄暗いところで、絞り6.3で1/500シャッターが切れ、マクロ150mm、風も吹く中で、手持ちでぶれていません。OM-Dの手ぶれ補正も効いていますが、これはすごいことです。
ここしばらく使ってみた感想ですが、高速シャッターを選ぶときは迷わず800だけど、感度400がやっぱり綺麗というところ。
また800と1600でははっきりと違いを感じます。
そして、3200以上の高感度も、必要に応じて積極的に試してみたいと思います。
そうだクロナガアリ!またしても忘れかけていましたが彼らの結婚飛行を撮りたいと思っています。
時期は今頃なはずですが、実はまだ見たことがありません。
毎年、ついついチョウやら甲虫やら目線の高い所のものに眼をうばわれて、地表のものは見落としがちです。
春のクロナガアリはあまり活発ではないのでしょうか。
今日はじっくり時間をかけて探してみたのですが、最初は歩いているものは1匹も見つからず、しばらく経って、ようやく巣穴が見えてきました。
少し天気が悪いかも知れませんが、気温は15℃以上あります。
時々土くれを運んで出てくるものがいますが、巣の位置口付近を数匹ウロウロしているくらいで、遠くへ出かけていくものも、帰ってくるものもいません。
もともとゆっくりなアリですが、今日見た連中は更に緩慢で、3倍のアップでも楽々撮影できました。
クロオオアリですと結婚飛行の前は働きアリも活発に歩きまわっている印象ですが、まさか既に終わってしまった?
まずったかなあ・・・と不安になりはじめたところで、巣の入り口に頭の小さなヤツが見えました。
うまく撮れていませんが、雄アリです。
よかった、まだ大丈夫のようです。次に気温があがって風がない日がきたら、まずここを訪れてみましょう。
意外に近所でムカシトンボに遭遇!また戻ってこないかと、近くに車を止めて付近を散策しましたが、結局その後に見ることはありませんでした。一枚も写真に撮れなかったのは悔しいですが、だいぶ近づいた感じがします。
そして、付近を散策中にまた面白いものに出あいました。タカハシトゲゾウムシです。
前はわざわざ山形市に探しにいったりしましたが、なんだかなぁ・・・これも近所にいたわけです。
ムカシトンボに出あわなければ、タカハシトゲゾウムシとの出あいもなかったでしょう。
時々、こんな不思議な事が起こります。
どうも動きが怪しいと思って見ていたら、目の前で産卵してくれました。
その様子は動画で撮影しましたが、まず卵を確認できただけでも嬉しかったですし、あの奇妙な後脚は別に産卵行動に関係無いことも分かりました。
何か、関係してくれていれば面白かったですが・・・
↑ 産卵直後、葉にかみ傷をつけると離れていきました。
卵には、何かお尻の先から茶色いものを塗りつけて隠してしまいます。
先日より飼育中のクロヤマアリ。
女王は順調に卵を産んでいますが、肝心の撮影用のセットがなかなか納得のいくものができずに、今も試行錯誤の最中です。
これじゃダメだといったんは処分しようと思った人工巣ですが、日を置いてみるとまあまあイイ感じに見えます。
ただ、これでは安定して飼育しにくい事もわかったりして・・・なかなか難しいものです。
中央の、ちょっとだけ大きいのが女王です。
卵はこんな風にかたまりにして働きアリがいつもくわえています。
ずっと謎が解明しないままですが、卵はどうやってくっつき合っているのでしょう?
庭のクロヤマアリの巣を掘りまくって飼育していた小学校高学年の頃。
当時、かなり進んだことをやっていると思っていましたが、何とそれ以来ずっと止まったままです。
30年ぶりに続きをはじめました。