庭のツツジの中にキアシナガバチの巣を見つけました。もうすでに雄蜂もいて新女王も混じっているはずなのだけど、どう区別できるのでしょう。もっと巣の構成がシンプルな時期に見つけられたらよかったのですが、まずは虫の眼レンズで接近してみました。
この映像からは幼虫の世話・栄養交換、巣を冷やす扇風行動、巣の補修などを見ることができます。
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キアシナガバチの巣
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トラツグミ
日没近く、トラツグミの声に出会った。こんなに近くで聞くのは初めてのことで感激!クロツグミのさえずりが響き、少しだけヤブサメの声も聞こえた。もうじきオオルリやキビタキなど夏鳥の声が聞こえるようになるだろう。
ZOOM F6, Telinga Modular, Clippy XLR EM272Z1, 2023年4月19日 山形県鶴岡市
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ヒガラのさえずり
ZOOM F6, Telinga Modular, Clippy XLR EM272Z1, 2023年4月14日 山形県鶴岡市
美しいヒガラのさえずり。おそらく同じ一羽を追っていて、連続した3つの録音を繋いだ。場所を変え全く違うタイプの声を聞かせてくれた。最後はキツツキが近くにとまって威嚇の声を上げている。
愛用のパラボラマイクを今年はじめに買い換えた。もちろんSweden製のTelinga。初代Telingaは確か2005年に購入したものだから、ほぼ20年ぶりにフジプラニングさんに注文したことになる。
それは今年の1月末だったのだが、適当なステレオマイクを見つけるのに随分かかってしまった。今回のTelinga Modularはパラボラだけで、マイクは別に用意しなければならない。パラボラだけで10万円超えというのは驚きだけれど、Rycote製のウインドシールドがセットなので、まあ妥当な金額だ。自作した方が安くていいものを作れそうだと思うかも知れないけど、魔法のようなTelingaの製品以上のものはなかなか作れない。Telingaの製品は現場で使える愛せる道具だ。
で、選んだステレオマイクは、上の通りだが、イギリスのお店に注文してから届くのに20日かかって、昨日に届いたばかり。期待通りの音に嬉しくなって、早速アップしたというわけ。このマイクは日本製のPrimoのem272というマイクパーツをXLRで使えるようにしたものだが、これは自作できたかもしれない。けれどem272を単品購入する道が見つからず、ショップの価格もまあまあ妥当なもの。届いてみると、やっぱり自作では作れない、良いモノであった。 -
ギフチョウ
鶴岡市温海地区某所にて。昨夜鶴岡に戻り、今日は今年初のギフチョウを見るべく、毎年のこの場所に入ることに決めていた。真新しい雄を動画撮影していると、一匹、突然地表に降りてガサガサしているのが見えた。あ!雌と交尾か?と近づくも、すぐに雄雌離れてしまった。雄は飛び去ったが、雌はすぐ近くの枝にとまった。これがもう傷一つない美しい個体!撮って撮ってとこっちに訴えてくる。もう交尾嚢をつけているようだ。
OM90mmマクロ、テレコンなし。トリミングもなし。 OM90mmを装着したE-M5Ⅲで撮影。液晶で確認すると何かすごく細かい写りなんで、翅の全面にピントを合わせたいと標本写真みたいな撮り方に執着しているうちに、うっかり枝に触ってしまった!近くにとまってと願ったが、遠く崖を挟んだ向こう側に飛び去ってしまった。
上の写真の部分アップ。クリックしてピクセル等倍。 同じく部分アップ。クリックしてピクセル等倍。 同じく部分アップ。クリックしてピクセル等倍。 ひどいノイズと感じる人も多いだろうけど、私はノイズがあった方が写真らしくて好きだ。ノイズがなくてのっぺりしている写真はウソっぽく見えてしまう。
Lightroomの現像パラメーター。特に強いシャープはかけていない。