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クルミハムシの蛹
上の写真にも小さく見えていますが、犯人はクルミハムシの幼虫

この葉も直に食べるところがなくなるでしょう。そしてこれが蛹

ヤナギハムシなんかもそうですが、蛹は長くのびた脱皮殻の先にぶら下がっています。前蛹と蛹を見比べてみましょう。
どんな過程で抜け殻の帯ができるのか興味が湧いてきませんか?

これはやはり動画向きと思います。
持ち帰って撮影しようと思ったのですが、オニグルミは水揚げが悪くて失敗です。
対策を練って、再挑戦したいと思いますさて、クルミハムシ幼虫の集団の中にはこんな虫も・・・

ハムシの幼虫を専門に食べるカメノコテントウの幼虫です。 -
オオヨシキリ
山形県の天然記念物になっている酒田のカブトエビ。
その存在は子供の頃から知っていたのですが、まだ目にしたことがありません。
ふと今がちょうど良い時期じゃなかったかと思ってでかけてみましたが、完全な空振りに終わりました。
やはりちゃんと調べてから行かなければダメです。酒田の田んぼをまわっていて、とにかくオオヨシキリの声が耳につきました。
今日の狙いは違うからと気にしないようにしていたのですが、カブトエビも見つからずあきらめかけたところで、
手ぶらで帰るのもなんだし、軽くオオヨシキリを撮って帰ることにしました。
ところが!! これが撮れそうでなかなか撮れません。
満足のいく写真が撮れたのは、もう戻る予定ギリギリの時間になっていました。田んぼにはカルガモのつがいも多く見られます。
畦に座って卵をあたためているようにも見えますが、近づいても卵らしきものは確認できませんでした。

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エゾハルゼミ
最近通っている山中にはエゾハルゼミがたくさん鳴いています。
しかし、写真に撮ろうと思っても、トチノキやサワグルミの高いところで鳴いていて、双眼鏡で何とか確認できる遠さ。そこでBORGの登場です。
高感度、三脚、レリーズケーブル、さらにE-520のボディ内手ぶれ補正、低振動モード・・・あらゆる対策をとって撮影したのですが、なかなかブレが収まりません。以下の画像は、何とかまともに写った1枚をさらにトリミングです。

ブレとピンぼけとの戦い、さらにはエゾハルゼミも歩き出しますし、思わぬ苦労をしました。
先日、鶴岡にできたばかりの映画館「鶴岡まちなかキネマ」で「ハートロッカー」を見てきたばかりですが、劇中のワンシーン、スナイパーを狙撃するシーンとどこか通じる緊張感を感じた撮影でした。
息を止めてレリーズ→ズレを修正→息を止めてレリーズ→さらにズレを修正・・・雄は大きく画面から離れ、そろそろ撮影終了かと思ったところで、驚きの展開。気がついたら雄は雄に手をかけていました。雄はいつからそこにいたんだろう。。。

そのまま交尾に至りました。
こうして並んでもらうと雄と雄の体の違いがよくわかります。













