ミヤマカタバミがきれいに咲いていました。
今まで閉じているところばかり見ていてあまり撮る気になれなかったのですが、
ようやく満足のいく撮影ができました。
沢沿いに咲く地味な植物ですが、面白い花です。
名前の由来は、果実の開いた形がチャルメラに似ていたからだそうですが、
じゃあ、なんで「チャルメラソウ」にならなかったんでしょう? すっきりしません。。。
昔懐かし山形市周辺のヒメギフチョウには出会えないまま。
今年は一匹も見ることなく終わってしまうかと思われましたが、
何とか撮影する機会に恵まれました。場所は最上地方。
ヒメギフは小諸の生息地での経験が長かったため、ついそれを当てはめてみたくなります。
しかし所変われば色々と違ってくるもの。
林を出て、日当たりのいい場所で吸蜜したり、産卵行動をとったり、かなり意外な感じがします。
でも、それはカタクリやウスバサイシンが林の外に広がっているためなのでしょう。
小諸は乾燥気味な土地でしたから、食草が林を出て日当たりのよい斜面に繁茂している
状況なんて考えられませんでした。