先日、クビキリギス発見のきっかけを作ってくれた声の主は、どうやらトラフズクの幼鳥だったようだ。 どうしても気になって再び明るい時間に現地を訪れてみた。 そこで見たのは3羽の何とも愛らしい幼鳥だった。
5月21日 山形県酒田市 D200 Ai-S 300mm
こちらはムービー。 カメラのシャッターの音に敏感に反応するのが面白かった。
夜になるとクビキリギスの声がしないかと出かける毎日が続いた。 鳴く虫は声をたよりに探せるので、たくさんいるのに見落とすという事がないのがいい。 ただしクビキリギスが鳴くのは「暖かい夜」らしいので、ちゃんと条件に合わなければやはり見落としてしまう。 しばらく15℃以下の夜が続いたが、それではやはり低いらしい。 19日の夜は18℃以上あって、だいぶ暖かく感じた。 これは脈ありと、酒田まで走ってみたのだが、成果があった! →鳴き声 5月19日 山形県酒田市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン
ヤナギの木の4mほどの高さで鳴いていた。 枝をたぐりよせて撮影したが、小さくしか写らなかった。 この画像は、かなりトリミングしている。
久しぶりに鮭川村周辺をまわってみた。連休中に、沢和浩さんに案内していただいた池が急に気になってきたのだ。 鶴岡からだと1時間半ほどで行ける距離。 ちょっと思い立って車を走らせれば、そこはかつて夢に見たような環境がある。午後の数時間を池の周りで過ごした。
ある池ではエゾイトトンボが水面に群れていた。水面近くの植物に産卵している。 雌はやがて完全に水没してしまう。 5月17日 山形県金山町 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン
カブトムシの幼虫のエサ用にと、採集地のカキの朽ち木を1つもらってきた。 朽ち木を砕いてみようと思ったが予想以上に固い。 小型のナタで割ってみたら、思いがけずクワガタの幼虫が出てきた。
これはノコギリクワガタだろうか。 5月17日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン
頭の色が薄いオレンジのこちらはコクワガタと思う。 5月17日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン
急に手の甲のあたりが痒くなって、見ると何匹か虫がついている。 1〜2mmぐらいしかない非常に小さな虫だ。 ヌカカだ〜と反射的に叩きつぶしそうになったが、その前に一枚撮ってみることにした。 だが、ファインダーに見えた瞬間に思ったのは、ヌカカってこんな形だったろうか?これはブユじゃないだろうか? という事だった。 正直に言うと、ヌカカの特徴もブユの特徴もよくわからない。 触角の形を見ると、どうもブユとは違うようである。
5月17日 山形県鶴岡市 EOS KissD X MP-E65mm