高速度カメラChrosno2.1で撮影したアキアカネの打水産卵
最初の2カットは撮影1000fps/再生30fps、3カット目は撮影2142fps/再生60fps。雄雌の息の合った連結飛翔を詳細に観察できます。
飛ぶときにキチキチ音を立てるショウリョウバッタの雄。2142fps撮影、30fps再生の約70倍スローです。
時々、前翅の先が打ち下ろしのときに、意味ありげに大きく折れ曲がるのを見て、ブルッときました。特に最後の5カット目。以前、この飛翔時の発音のしくみを調べたときに、正直自分には理解・納得できるものがなかったのですが、もしやこれは!?といっても、もし打ち下ろしのたびに発音していたら、あのリズムはないはず。動画を調べてみると、1秒間に30回ほどパチっと鳴ってなければならない計算。やはりありえない。。。Chronosのような高速度カメラでは音を収録できません。GH6の240fpsの方がレートは1/10になってしまうけど、音ありで秘密に迫れるかも知れません。
花の上に陣取って獲物を待つオオカマキリを二匹も見つけ、これはリアルなハンティングシーンを撮影できると期待して狙ってみましたが・・・2時間もかけて撮れたのは、花に来る虫たちにナメられてるとしか思えない、意外なくらいに鈍くさいカマキリの姿でした。
あまりお腹が空いてなくて本気モードでなかったのでしょうか。お腹が空きすぎてヘトヘトだったのかも知れません。距離感がつかめていないようにも見えます。もしかしたら成虫になって長い個体で、いわゆる加齢で眼が悪くなっているのかも。
庄内でもっとも数多く見られるアゲハチョウ科のチョウといえばキアゲハ。そして9月上旬にもっとも数多く見られます。広いそば畑を見渡すと、必ず数匹吸蜜に来ています。
高速度カメラChronos2.1で撮影。1000fps撮影、30fps再生の約33倍スローです。
ショウリョウバッタモドキは隠れ上手。もともと細い体を草に張りつくようにとまっていて見つけにくのですが、近づくと見えない方に回り込んで身を潜めます。そこでカメラを回しっぱなしにして更に向こう側に回り込み、バッタを手前に誘い出します。カメラに戻ると、バッタはまた草の向こう側に隠れます。バッタとだまし合いです。
でも、だいたいはバッタのほうがうわてです。ちょっと油断していると、どうもそれをよく見ているらしい。そのすきに、スススっと移動したりポンとジャンプして、完全に見失ってしまいます。