2021年8月7日撮影の素材から再現像・アップスケール
まさに奇跡の光景。もう二度と撮影のチャンスには巡り会えないのではと思います。ミズカマキリは、次から次に水から出て飛び去っていきました。池の環境が悪くなって他に移動しようとしているのでしょうか。撮影できなかったものを含めて、少なくとも20匹は出たと思います。
2021年6〜7月撮影の素材から再現像・アップスケール
前半は産卵。産卵する雌のそばで直前に交尾した雄がホバリングしながら見張っています。雌が他の雄に見つかると、瞬時にさらわれてしまうので気が気でない様子です。(撮影:1000fps 再生:30fps) 後半は雄同士のバトル。ついに見つかりそうになると雄は牽制して、少しの離れた場所でぐるぐるバトルを始めます。冒頭によく見ると雌が一匹とまっています。(撮影:2142fps 再生:60fps)
2021年7月22日撮影の素材から再現像・アップスケール
小諸の海野さんのお庭で撮影しました。朝、日当たりのよい場所に陣取ってテリトリーを見張るシオヤアブです。近くを通るものがいると、さっと飛び立ち追いかけて、また同じ場所に戻ってきます。0:45 わずかな羽ばたきで空中に浮かび緩やかに方向を変えながら上昇していきます。なんと優雅な飛翔でしょう。惚れ惚れします。
2021年7月25日撮影の素材を再現像・アップスケール
カナブンなどハナムグリのなかまは、前翅を使わず後翅だけを広げて飛びます。といっても前翅は全く働いていないかというと、スロー動画を観察すると、後翅の羽ばたきの補助的な動きをしているようにも見えます。前翅の縁の独特のカーブもそのためにデザインされているのでは?
7月後半、河原のヤナギを見て回ると、ゴマダラカミキリが多くとまっています。数匹持ち帰って、庭のケージで飛び立ちを撮影しました。前半2カットの触角の長いのは雄、後半2カットは雌です。カミキリムシは、6本の脚を大きく広げた姿勢で飛びます。 特に中脚と後脚の間を大きく開けていて、後翅がぶつからないようになっています。
たまに背景に見える線はカメラのノイズではありません。ケージのネットです。