ガラス越しにマルトビムシの腹管の動きを撮影しました。前脚か中脚の基部のあたりから伸び縮みする透明な管が出てくるように見えます。
この管は、体の掃除に使ったり、水などの液体を吸収できるとのこと。すると、この動画のマルトビムシは、結露したガラス面の水滴を集めているのかも知れません。あまり吸っている感じがしませんが、納得しました。最初にこの行動に気づいたときは、時々こうして管をガラスに付着させて体を休めているのかなと思ったのですが、それにしては短すぎるので、正しい理由を探していました。
以下のサイトを参考させていただきました。ありがとうございます!
https://collemboles.fr/en/morphology-and-physiology/65-collophorus-ventral-tube-of-springtails.html
https://collemboles.fr/en/morphology-and-physiology/101-ventral-tube-structure-and-functions.html
だいぶ雪解けが進んできましたが、地面が出ているところはわずかです。でも雪の上の落ち葉にはマルトビムシの一種が集まっていました。軽く驚かして、一斉にジャンプする様子を高速度カメラChronos 2.1で撮影しました。
トビムシは腹端の跳躍器で地面をたたいてジャンプ!バックスピンに回転しながら相当な距離を跳ぶことができます。
撮影:1000fpsまたは2142fps再生:24fps
マルトビムシの一種
2009年撮影のヤマトマダラバッタの幼虫。HDVテープからHDDに取り込んだ後、ずっと眠ったままでした。
砂地にとけこむ見事な擬態で、カメラでとらえるとわかりやすくなってしまいますが、実際は本当に見つけにくいです。撮影した幼虫は、体長1cmに満たない小さなもので、ちょっと眼を離すとすぐにわからなくなってしまいます。
撮影場所は赤川の河口近くの浜辺。ヤマトマダラバッタは自然度の高い砂浜の草地にすむバッタで全国的に激減しているそうですが、庄内の砂丘では割と普通に見られます。
昨年6月の撮影。アゲハの4齢幼虫が5齢に脱皮します。早回しはありません。ノーマルスピードでじっくり観察できます。
カメラはPanasonic GH5S、4K固定フレームで撮影の動画からFHD編集。
先日発表されたGH6を早速注文しました。手元に届くのは一ヶ月先ですが、本当に待ち遠しいです。でも5年前に発売されたGH5も、今でも最先端の素晴らしい画質です。雪の残る田んぼに群れるコハクチョウを撮影しました。
撮影:180fps 再生:60fps 時間を3倍にのばしています。